そんなふうに地域の盆踊りの在り方が、見直されている今日この頃。
なんだか盆踊りってこれからどんどん楽しくなっていくんじゃないのか!って思いつつ、、、。
僕らのマチ、三ツ川タウンの盆踊りだって負けちゃいない!
そんな想いを胸に山田地区の盆踊りに参加し、このマチの盆踊りの“スゴイ!”を探してきました!!
毎週末に行われている盆踊り!
櫓は使いまわし!?5つの町内が順番に開催!
以前の記事、『【ココがスゴイ】毎年恒例、どこかで必ず行われている「盆踊り」』でも紹介しているように、山田小学区では毎年、5週に渡って盆踊りが開催されています。
盆踊りを行なっているのは八筋町、上小田井、五才美、南川町、市場木の5つの町内。
今年はおしくも台風の影響で中止になってしまった五才美の盆踊りをのぞき、4つの町内で開催されていました。
実はどの盆踊りも同じ櫓を使っているそう。なので毎年、日程が被ることなく開催されるのですね!
まるでバトンのように櫓が町内から町内へ手渡されていく、町内間の連携プレー!!
これって結構“スゴイ”ことではないでしょうか?
みんなで踊って暑さを吹き飛ばそう!
終盤は踊りの輪が何重にも!
日が暮れるころ、櫓の上には太鼓が設置され、盆踊りが始まります。
櫓の上で踊っている方の見よう見まねで体を動かせば、踊れているもの。
どれも単純な動きで老若男女誰でも参加できるのが、盆踊りの良いところですよね!
ちなみに曲目はこんな感じ。
他にも、山田地区消防団の方たちが、櫓に集まり、一緒に踊ってくれる、「自助力音頭」、ちびまる子ちゃんでおなじみの「おどるポンポコリン」、郡上踊りの「かわさき」なども!町内によって曲目は変わります!
ちなみに「自助力音頭」は西消防署が考案とのこと。「西区もうやっこ音頭」といい、「山田地区ふれあい音頭」といい、ローカルな踊りがこれだけあるというのも“スゴイ!”
櫓の上空では月が輝くころ。ビール片手に涼んでいる方や、近所の方との会話に花が咲いた方、辺りを駆け回る子供たちなど、会場の公園は人で一杯に!
最後の曲が流れるころには踊り手も増え、櫓を囲む輪も何重にもなっています。
名古屋の川向こうと言えど、周辺は住宅地。そんなマチの何の変哲もない公園に、これだけの人が集まる光景も“スゴイ!”
地域住民による、地域住民のための盆踊り
夏の夜、三ツ川に響く太鼓の音頭。
面白いのは踊りだけではありません。
みんなが踊っている周りでは、町内の方たちが訪れてくれた方を楽しませようと、様々な工夫を凝らしています。
キッチンカーの出店や美容師さんによる出張髪結いサービスを行なっている町内もありましたよ!
普段は何気なくすれ違ったりしている地域の方たちが、ここではお互いを楽しませようとしているのです!“スゴい!”
今回盆踊りを巡っていて気になっていたのが、どこの会場に行っても、櫓の中心に立ち、太鼓を叩いて音頭をとっている方。
あの方は一体、、、?
実はこちらは山田小学区の盆踊りでは20年ほど太鼓を叩いているという片山さん。
齢はすでに80歳を超えているとのこと。
ス、スゴイです、、、。
このように、自治会や町内会、女性会や消防団、そしてもちろん、参加者の方々、様々な立場の方が関わり、地域の方たちを楽しませようと協力して、工夫を凝らし、成り立っている盆踊り。
こういう関係が築かれているって“スゴイ!”ですよね!
たくさんの“スゴイ!”を見つけてしまいました!
次回はもっと“スゴ~イ!”ことになっていることを期待して、来年の盆踊りも楽しみにしていましょ~!
<盆踊りを開催している町内と会場>
八筋町盆踊り大会:道間公園(愛知県名古屋市西区八筋町112−4)
上小田井盆踊り大会:中浦公園(愛知県名古屋市西区上小田井2-78)
五才美盆踊り大会:五才美公園(愛知県名古屋市西区五才美町185)
南川町盆踊り大会:高道公園(愛知県名古屋市西区南川町210)
市場木町盆踊り大会:由池公園(愛知県名古屋市西区市場木町199)