三ツ川のオシャレなサイクルショップ「CHAPTER 08」で自転車を買ってみた!(後編)

昨年末、大野木にあるバイクショップ「CHAPTER08(チャプターエイト)」を訪れた際に、思い切って自転車を購入した筆者。

今月、ついに自転車が納車!ということで、自転車を取りに伺いました。納車と合わせて、店長の広瀬さんにオススメのツーリングスポットなども教えてもらいました。

いよいよ、自転車の納品!

20180321三ツ川自転車_180311_0018

乗り方からメンテナンスの仕方までひとつずつ教えてもらいました

今回筆者が購入したのは、「MERIDA(メリダ)」というメーカーのクロスバイク。名古屋市内を色々散策するにはぴったりです。購入の決め手は、長瀬さんがおっしゃる通り「いいな」と思ったという、直感から。

三ツ川ロードバイク

整備された自転車を使いながら、ギアの切り替え方、空気の入れ方などを丁寧に教わります。
長瀬さんいわく、「半年から1年に1回、自転車を見せに来てくださいね。予約はいらないので。点検しますよ」とのこと。初心者ライダーにとって、こういう自転車屋さんが身近にあると、安心しますよね。

三ツ川出発で出かけるおすすめツーリングスポット

merida_crossbike

意外と色んな所に行ける!

さて、この新しい自転車に乗ってどこへいこうか。長瀬さんに、三ツ川から行きやすいツーリングスポットを教えてもらいました!

 

その1:犬山城(愛知県犬山市)

Exif_JPEG_PICTURE

三ツ川からその距離約20km。先日全国ネットのテレビでも特集されていた、愛知県の人気お出かけスポットの1つ、犬山。

お城だし、山道もあるかなと思いきや、犬山に向かうまでは坂道もほとんどなく、1時間半もあれば着くそうですよ。犬山って、意外に近いんですね!

 

 

その2:おちょぼさん(千代保稲荷)(岐阜県海津市)

おちょぼ稲荷

三ツ川から約30km。川を越えるということで、ちょっと距離がある感じがしますが、コース自体はほぼ平坦。

 

「おちょぼさんは商売の神様だから、僕達みたいな自営業者はよく行きますね。お店のお客さんとも行きましたよ。特に、毎月末の『月並祭』は夜通しお店が開いていてものすごく賑わうから、月末の夜に行くのもいいかもしれませんね」(長瀬さん)

 

自転車の運転に慣れた頃に、ふらっと出かけたい場所です。

 

 

その3:愛・地球博記念公園(愛知県長久手市)

ph

愛・地球博記念公園(モリコロパーク)も、実は三ツ川から直線距離で20kmほど。長瀬さんのオススメは「モリコロパーク近くを流れる香流川沿いを走ること」だそうです。

これからの季節は、香流川沿いの桜がとっても綺麗なんだそう!昨年IKEAもできたので、自転車でIKEAに出かけるのもいいですね。(ただし、買い物したものを持って帰るのは難しそう)

 

愛・地球博記念公園:愛知県長久手市茨ケ廻間乙1553-1

 

番外編:航空自衛隊小牧基地(愛知県小牧市)

航空自衛隊小牧基地

サイクリングを楽しむにはちょっと距離が短いけれど、おすすめなのが小牧の自衛隊基地!その距離約5km。

オープンベースの時には様々な飛行機を見ることができたり、近くには「あいち航空ミュージアム」もあり、飛行機好きにはたまらないスポット。自転車で間近に見える飛行機は、感慨深そう!

 

航空自衛隊小牧基地:愛知県小牧市春日寺1-1

 

ちなみに、目的地までの向かい方のアドバイスとしては「とりあえず方向だけ決めて行けばいいです。今はスマホがあるしね。道を決めるっていう楽しみも大事ですよ」(長瀬さん)とのこと。

おすすめは旧道だとか。普段車で走っているようなメインバイパスの1本隣にあるような道なので、人通りも少なく、自転車で移動しやすそうですよ。

 

さて、いよいよ三ツ川も本格的に春めいてきました!あなたなら、自転車でどこへ出かけますか?今回ご紹介したお出かけスポットだけでなく、名古屋市内に街乗りに出かけるにはちょうどいいですよね。

 

この春からぜひ自転車に挑戦したい方はぜひ、自転車についてとっても真面目に向かい合っている長瀬さんのお人柄が溢れるお店「CHAPTER 08」に相談に行ってみてはいかがでしょうか。

 


CHAPTER 08(チャプターエイト)
営業時間:11:00~20:00(日・祝は12:00〜)

定休日:木曜日、イベント開催日

URL:CHAPTER 08(チャプターエイト) 公式サイト

住所:愛知県名古屋市西区大野木四丁目6番2


画像引用元:https://www.aichi-koen.com/moricoro/shisetsu/satsukitomei/,http://www.mod.go.jp/asdf/komaki/index.html

【イベントレポート】第2回三ツ川カルタ大会の様子をお届けします!

お正月も終わり、寒さのピークを迎えている三ツ川タウンに、今年もやってきた「三ツ川カルタ大会」。

昨年に続き2年目を迎える今回は、なんと山田図書館の協力のもと図書館4階の講堂にて開催することに。グレードアップを果たした今大会、名人位は誰の手に渡るのでしょうか。当日の様子をレポートします。

すっかりカルタモードな山田支所講堂!

_MG_9625
photo by 宮田雄平

 

すべて手作りの会場装飾

大会当日の1月20日(土)はお天気に恵まれて、過ごしやすい1日となりました。

会場には午前中からボランティアスタッフが集まり、飾り付けに取り掛かります。

_MG_8946
photo by 宮田雄平

 

_MG_9137
photo by 宮田雄平

 

リズミカルに垂れ下がるガーランドや、三ツ川カルタの解説を掲示してみたり。すべてボランティアスタッフで制作しました。おかげで講堂もすっかりカルタモードに。

_MG_9371
photo by 宮田雄平

 

あとは参加者の皆さんの到着を待つだけ。

カルタ大会の始まり

_MG_9393
photo by 宮田雄平

 

歌と装飾、カルタによる和やかな空間、大人と子供が白熱の試合へ

時刻は午後1時。受付時間を過ぎると徐々に参加者の皆さんが集まり始めました。大人も子供も、計58名もの参加者がやってきてくれました。中には和服をこしらえてきてくれた方も。

_MG_9563
photo by 宮田雄平

 
オープニングには三ツ川タウンにゆかりのある、サラリーマンラッパーOrgaによる特別ライブが開催。

_MG_9728
photo by 宮田雄平

 
図書館館長さんのご挨拶や三ツ川タウン、三ツ川カルタの紹介を経て、いよいよお待ちかねのトーナメントが開始。

_MG_9781
photo by 宮田雄平

 

まずは16グループに分かれてカルタを取り合います。各グループ上位2名が2回戦に進みます。

_MG_0488
photo by 宮田雄平

 

読み札を読んでくれたのは淑徳大学のゼミ生。安定感抜群の読みっぷり。

_MG_0156
photo by 宮田雄平

 
試合が始まると、会場のあちこちが和やかな雰囲気に。もちろん、競技中の方たちは真剣そのもの。

_MG_0431
photo by 宮田雄平

 

子供も大人も容赦なく札に飛びかかります。

_MG_0342
photo by 宮田雄平

 

ライブを披露していただいたサラリーマンラッパーOrgaも参戦。

DSCF0859

1,2回戦を終え、勝ち残った8名が準決勝へ。

_MG_0503
photo by 宮田雄平

 

8名の猛者の皆さんには、意気込みを語ってもらいました。

_MG_0537
photo by 宮田雄平

 

準決勝ではこの中から、決勝に進む2名が決まります。

_MG_0639
photo by 宮田雄平

 
ドドドッ!!と音を立て札を取り合います。回を増すごとに試合は白熱していきました。

名人位はどちらの手に!?

_MG_0705
photo by 宮田雄平

 

注目のライバル対決。結果は…?

厳しい準決勝を勝ち抜き、決勝戦へ進むことができたのはこの2人。恐ろしいことに2人は昨年の1位、2位だったお姉ちゃんと弟なんです。

前回の決勝戦でみせてくれた熱い戦い。1年の時を経て2人の実力はどう変わっているのでしょう!?2連覇を狙うお姉ちゃんか、弟がリベンジを果たすのか、注目の一戦となりました。

_MG_0701
photo by 宮田雄平

 

会場のみんなが見守る中、決勝戦スタート!

_MG_0756
photo by 宮田雄平

 

素早い反応で真っ直ぐに札に飛びかかる弟。

_MG_0874
photo by 宮田雄平

 

一方で冷静に、そして的確に札へ手を差し伸ばすお姉ちゃん。

勝負の行方はいかに…。

_MG_0975
photo by 宮田雄平

 

結果は、お姉ちゃんの勝利!!

_MG_1062
photo by 宮田雄平

見事2連覇を達成して、名人位を防衛しました。名人位のお姉ちゃんには副賞として万両寿司さんからお食事券が贈られました!

_MG_1057
photo by 宮田雄平

 

三ツ川タウンの新年の恒例行事となりつつある「三ツ川カルタ」。

山田図書館の共催のおかげで、今年は更なる盛り上がりをみせてくれました。あの兄弟の勢いを止められる人材は出てくるのでしょうか!今後の展開が楽しみです。ぜひ来年も会場へお越しください。そしてカルタで遊びましょう!

 


三ツ川カルタについて

価格:税込1,000円(三ツ川TP実行委員会活動費への寄付付きの場合は1,500円)
 

販売場所:
明福興産株式会社(名古屋市西区上小田井2-32 明福ビル2階)
 

第2回三ツ川カルタ大会協賛店:
万両寿し(名古屋市西区八筋町81)
クライミングジム「BIG ROCK」(名古屋市西区中小田井2-70)
コーヒータロウ(名古屋市西区八筋町21)
デニーズ小田井店(名古屋市西区上小田井2-31 明福ビル1階)

仕事帰りに気軽にボルダリング!中小田井のクライミングジム「BIG ROCK」

三ツ川在住のサラリーマンの皆さん、仕事帰りに運動していますか?

ここ数年流行っている仕事帰りのボルダリング。実は中小田井にもボルダリングができるジム「BIG ROCK」があるんです。

今回はBIG ROCKの体験レポートをお届けします!

落ち着いた住宅街にある「BIG ROCK名古屋店」

IMG_3990

まさに仕事帰りの三ツ川住民にピッタリの立地!

中小田井駅から徒歩10分。閑静な住宅街の中に、大きな倉庫のような施設が突然現れます。これが、クライミングジム「BIG ROCK名古屋店」です。

中に入ると、倉庫中に広がる壁!

IMG_3862

この日は休日ということもあり、子供たちがたくさん来ていました。習いたての人たちもいれば、ロープを使いつつガンガン進んていく経験者も!

IMG_3912

天井までスイスイ登っていく姿に圧倒されてしまいました!

初めてでも大丈夫!初心者講習で基礎を習得

IMG_3893

申し込みから体験までの様子をレポート

さて、今回初めて足を踏み入れたボルダリングの世界ですが、ざっと体験の流れをご紹介します。

 

まずは受付で利用料金(平日1,620円、休日2,160円 共に税込)をお支払い。また、専用のシューズ(税込300円)もレンタルします。

最初に入会の手続きをして・・・

IMG_3856

専用シューズを履きます!

IMG_3861

最初はちょっとキツイかな・・・?と思ったのですが、足の指を使っていくことを考えると、ちょっとキツイと思うくらいがちょうど良いそう。

IMG_3866

準備が整ったら、ジムスタッフの方からレクチャーがあります。

IMG_3870

ボルダリングは、壁についている「ホールド」と呼ばれる石を掴みながら上の方まで登っていくスポーツ。ホールドの横にカラフルなシールが付いており、同じ色のシールが付いているホールドを順番に登っていく、というルールがあります。

IMG_3875

初心者講習では、スタッフがレーザーポインターで指示するホールドを順番に登り、ボルタリングの感覚を掴んでいきます。

IMG_3887

最初は恐る恐るへっぴり腰で登っていたのですが、何回か登るうちに、徐々に感覚が掴めてきます。

ここまでで講習は終了。あとは、思い思いに様々な角度の壁を登ってみるだけ!ここまでわずか30分程度。体験したことのない人でも気軽に始められそうですね。

目が見えなくてもボルタリングが楽しめる!

IMG_3953

視覚障害の人も楽しめるクライミングの魅力

伺った日はちょうど、視覚障害者へフリークライミングの普及活動を行う「NPO法人モンキーマジック」さんと「尾張でら・モンキー」さんが開催するクライミングイベントが行われていました。

IMG_3985

ボルダリングには、視覚に頼らずに登る「ブラインドクライミング」というジャンルがあり、視覚に頼らずともみんなで楽しめるスポーツなんだそう。

IMG_3977

IMG_3958

このイベントでは、声で指示を出しながらホールドの場所を伝えて登ってもらう体験や、目隠しをして外から指示をもらいながら登る体験が行われていました。

 

ボルダリングはひとりで黙々と登るのも楽しいですが、みんなでワイワイ声を掛け合いながらもできるスポーツでもあります。また初心者でもジャージなど、動きやすい服装さえあれば簡単にはじめられる気軽さも兼ね備えています。

 

平日は夜22時まで!みなさん、仕事帰りに三ツ川で楽しく運動してみませんか?

 


クライミングジム「BIG ROCK(ビッグロック)」
営業時間:火~金曜日:14:00~22:00
土・日・祝日:10:00~20:00

定休日:月曜日・年末年始(ルート変更作業の為の臨時休業あり)

URL:BIG ROCK 公式サイト

住所:愛知県名古屋市西区中小田井2-70

 

【イベントレポート】三ツ川ハロウィン2017の様子をご紹介します!

今年2回目となる「三ツ川ハロウィン2017」が10月28日に開催されました。

昨年と同じく、みんなの癒しスポット「蛇池(じゃいけ)公園」で行われたのですが、今年はなんと台風襲来!しかし、小ぶりの雨の中めいっぱい楽しみました!

そんな「三ツ川ハロウィン2017」の開催レポートをお送りします!

雨の公園がハロウィンカラーに変身!

_MG_0009

公園内の装飾は大学のゼミ生が考案

10月28日(土)の早朝。

小雨が降る中、雨が止んだタイミングを見計らいながら会場準備が始まりました。

今回は、これまでにも三ツ川タウンプロジェクトに協力いただいている愛知淑徳大学・間宮ゼミの学生さんに、公園内の装飾をしていただきました。

DSC_0264

_MG_0008

DSC_0288

DSC_0314

ゴミ袋を使ったハロウィン装飾や、富士山すべり台の周りをハロウィン風けんけんぱにするなど、様々なアイデアで会場内を彩ってくれました♪

今年は出店者さんがいっぱい!

_MG_0310

雨の中でも楽しくワークショップを開催!

今年のハロウィンは、三ツ川エリアをはじめとする様々な場所で活動している方に出店いただきました。

あいにくの雨でしたが、お客さんは雨の中でもハロウィンイベントを楽しんでくれた様子。その様子を、ワンシーンずつですが、写真でご紹介します。

 

まずは、メイクアップスタジオchakeさんによる口裂け猫女メイク!子供達が次々と口裂け猫に変身していくさまは、とってもキュートでした!

_MG_0021
photo by 宮田雄平

 

間宮ゼミの学生さんたちもワークショップを開催!カラフルなビニール袋を使って、子供たちとマントを作りました。

_MG_0091
photo by 宮田雄平

 

また「アロマぷよぷよボール作り」体験も。カラフルなぷよぷよボールを、思い思いに詰め込んで楽しみました!

_MG_0398
photo by 宮田雄平

 

竹に穴を開けてあかりを灯す「竹あかり」の本格的なワークショップも盛り上がりましたよ。初めてインパクトドライバーを触る子供たちとも、親子で仲良くワークができました。

_MG_0123
photo by 宮田雄平

 

こちらは彫金アクセサリー作家の「plant pot」さんによるチャーム作りのワークショップ。あまりお目にかかれない彫金体験ですが、とても本格的ですね!

_MG_0293
photo by 宮田雄平

 

比良のフラワーショップ「Ogawaya」さんもワークショップを開催!今年大人気のハーバリウム作りは、大人の女性たちが楽しそうに体験していました!

_MG_0209
photo by 宮田雄平

 

また、こちらは「鼻笛」をしていることろ。文字通り、鼻息で音階を作って音を作る楽器。みんなで苦戦しながら音色を楽しんだりしました。

DSC_0569

_MG_0068
photo by 宮田雄平

 

飲食店ブースも、一時は行列ができるほど。みなさん、雨にも関わらず思い思いに公園を楽しんでくれました!

今年もDJタイムで盛り上がる!

DSC_0857
photo by 宮田雄平

 

公園内を盛り上げてくれたのは「カルテット.」のDJ AviAさん!

昨年も口裂けメイクで登場してくれたミュージックユニット「カルテット.」のAviA(アビア)さんですが、今年も雨の中公園に遊びにきてくれました!

_MG_0271
photo by 宮田雄平

 

今年はShinji Yoshidaさん、KAIJYUさんも参戦し、公園は大盛り上がり!

_MG_0359
photo by 宮田雄平

 

_MG_0364
photo by 宮田雄平

 

DSC_0778

最後は子供も一緒に?(笑)ノリノリな時間を過ごすことができました!
雨の中の公園でしたが、訪れた人と一体となって一緒に楽しむことができたハロウィン。ちなみに実は今回、サテライト会場として三ツ川の秘密基地「三ツ川食堂」と呼ばれる場所でもイベントが開催されていました。

その様子を最後にちょっとだけご紹介します。

DSC_0886

DSC_0870

DSC_0856

DSC_0855

昼間は「占いの館」&「バランス整体&台湾足つぼマッサージ」、そしてウクレレ体験などが開催された三ツ川食堂。夜はバーに変身し、大人たちが楽しみました。サテライトらしく、公園とは一味違う楽しみ方ができたようです。
 

さて、今年は残念ながら雨でしたが、もちろん来年もやりますよ!来年は晴れるといいですね〜。みなさんのご参加、お待ちしています!

_MG_0321
photo by 宮田雄平

 

記事の写真の一部に、今年も名古屋のフォトグラファー宮田雄平さんの写真を使わせていただきました。ありがとうございました!

地元から世界を目指そう。「がブリチキン。」社長の思いとは。加藤弘康氏インタビュー

名古屋で誕生し現在全国に60店舗以上展開する人気バル居酒屋「がブリチキン。」。連日たくさんのお客様と、活気ある店員さんで大賑いです。そんな「がブリチキン。」を運営するのが今回ご紹介する株式会社ブルームダイニングサービス。ヒット業態の「がブリチキン。」をはじめ、カフェ業態の「THE BROOKLYN CAFE」や、バルダイニング業態の「BOCOCA」など、合計15もの業態を展開している企業です。

そんな「ブルームダイニングサービス」、実は三ツ川タウン発祥ということはご存じでしたか?今回は上小田井にある「カラオケTRAX」2階の本社オフィスにお邪魔し、創業者の加藤弘康さんにお話を伺ってきました。

Profile―
加藤弘康 1977年3月20日愛知県生まれ。40歳。
トライデントスクールオブマネジメントを卒業後、サラリーマンになるが1年半で退職し、独立を目指して22歳で飲食店(Bar)での修業をはじめる。
その後、名古屋の飲食企業(居酒屋)へ再就職をし、店長、統轄店長を経て取締役に就任。会社の成長に貢献。
そして2006年11月、29歳の時に株式会社ブルームダイニングサービスを設立し、代表取締役就任。現在に至る。

地元で創業、名古屋で展開、全国、世界へ

小田井ホルモン

僕は地元愛が半端じゃなかったので

―加藤社長にとって1店舗目となった「小田井ホルモン」を開業するまでの経緯について教えてください。

 

僕が飲食の道に入ったきっかけは、いつか地元でバーを開こうと、友人たちと語りあった夢があったからです。22歳の時に飲食の道に入り、29歳で「小田井ホルモン」をオープンさせました。

 

―初めから店舗を拡大していきたいという思いがあったのでしょうか?

 

僕は平田小、平田中と平田の町で育ったので、地元で創業したいという想いがありました。ただ、居酒屋の修行時代に10店舗のマネジメントを経験させてもらったこともあり、店舗を展開させることも同時に考えていました。そのため創業当初から、5年で10店舗作るという目標を掲げました。

 

―ブルームダイニングサービスと言えば「がブリチキン。」が有名ですが、他にも様々な業態のお店を展開されているのはなぜでしょうか?

 

様々な業態を展開しているのは、“社内で夢を描ける会社にしたい”という想いがあるから。それを形にするためには何がベストか、を考え続ける中で、様々な業態を試しているんです。

社名にある、「ブルーム」は花が咲くという意味で、幸せの花を咲かせるという理念を表しています。飲食に携わる人は「マネジメントをできるようになりたい」「料理人になりたい」「ソムリエになりたい」と志は人それぞれです。

 

うちの会社は社員ひとりひとりの人生開花に繋がるよう、様々な経験を提供したい。そのために、お店を展開しているのです。

 

カラオケTRAX

―たくさんの業態の中には飲食店だけではなく、カラオケまであります。それもこの三ツ川エリアに。「カラオケTRAX」はどのような経緯で生まれたのでしょうか。

 

「カラオケTRAX」は、昔からこの場所にあったお店を継がせてもらったものです。
実は僕が18,19歳の時にアルバイトさせていただいたお店でした。当時は家族経営で、自分の子供のように可愛がってくれまして。アルバイトをやめた後も、成人式や結婚、子供が生まれた時にはご挨拶に訪れていました。僕が飲食業を始めたこともご存じで、たまにお店に食べに来てくれていました。

 

そんな中、オーナーがお年を召してお店を続けるのが難しくなってきたときに、「テナントで飲食店をやってくれないか」というお誘いを受けたんです。

 

正直なところ、駐車場もないですし飲食店にしてはどうも成功イメージがわきませんでした。ただ、思い入れのあるカラオケ屋だからこそ、なんとか継承できないかと考え、数字なども入念に調べました。その結果、まだまだ戦える可能性を見つけ、屋号もそのままの「TRAX」として、お店を継ぐことにしたのです。

小田井ホルモン
―本社オフィスはお店を継いだ当初から「カラオケTRAX」の上にあったのでしょうか?

 

ここに本社機能を持ってきたのは3年前くらいです。最初は1階だけ借りており、上の階にはお婆ちゃんが住んでいました。お婆ちゃんが引っ越すときに、土地と建物も買ってくれないかと言われ、上の階を事務所として使うことにしました。

 

合理的に考えれば、当時は都市部への出店も進んでいたので、名駅付近や東京などに本社を置くのが普通かも知れません。ただ、僕は地元愛が半端じゃなかったので、地元に本社を置きたかったんです。(笑)

名古屋でお店を拡大。加藤社長の想いとは

加藤社長

名古屋LOVEだから、名古屋に根付く企業でありたい

―「がブリチキン。」は都市部にある印象でしたが、今年に入り郊外型の店舗も出店されています。郊外や地方を狙っていらっしゃる意図は?

 

郊外に力を入れたいわけではありません。名古屋でお店を展開したいと思ったら、郊外を視野に入れないわけにはいかないだけです。

 

平田出身といえど、もう少し広く見てみると僕は名古屋が大好きなんです。 大好きだからこそ、名古屋に根付く企業でありたい。店舗は、県外、海外と展開していますが、それらは全てフランチャイズです。今のところ直営店は名古屋しかありません。スーパーバイザーなどは全国のお店を飛び回りますが、基本的に社員は名古屋から出ないというのをかたくなに守っているんです。

 

―都市部の店舗と郊外の店舗では、どのような違いがあるとお考えでしょうか?

 

小田井のように、田舎から出店してきたので都市部のお店に行くと忙しく感じる時があります。お客様ひとりひとりを、ゆっくりとおもてなしする、という点では、郊外の方が理想的なのではないでしょうか。目の前のお客様に対して、一生懸命さが伝わりやすいのが、郊外ならではですね。

 

―名古屋に軸足を置いて事業を拡大してきたなかで、何かメリットに感じたことはありますか?

 

名古屋は狭いので、その狭さが強みになることがありますね。地域の人に愛されることで存続ができる。かつ競合が少ない。東京に行くと、中途半端な実力では埋もれてしまうと思いますが、名古屋では認知度が上がることで、色々な人とつながることができます。

 

―名古屋ならではの勝ち方を見つける力など、事業を拡大できた秘訣が気になります。ずっと名古屋で仕事をしてきた中で、どのようにして視野を広げていくことができたのでしょうか?

 

常に経験するよう意識し続けてきたからでしょうか。僕は視座を高く持つというよりは積み重ねていくタイプです。2,3歩先を一生懸命目指したら、また2,3歩先が見えてきて、その延長線上で視野が広がっていく。創業時も、今のような景色を思い描いていたかというとそうではなく。やっぱり経験することでしか、その先を描くことはできませんでした。

 

―経験することでしか描けないとは?

 

たとえば海外で事業をするというと、遠い世界の話だと思え、とても難しいことのように見えます。しかし、日本からタイって7時間あれば行くことができるんです。一方、名古屋から島根も電車で行けば5時間くらいかかる。そう考えると、「海外も遠くない」と思えるんです。経験することで感覚は変わる。

 

そして経験することでしか、現実的な課題は見えてきません。文化も価値観も異なり、1つのお店を出すのにもルールが違います。それでも海外でお店を出したいと思うのなら、その課題を克服する必要がある。経験することで、次やるべきことが見えるようになり、その延長線上に未来を描くことができるのです。

 

―いきなり何かを始めようというのではなく、身近なところから、経験を積み重ねることが大切なのですね。

 

その通りです。社員を抱える経営者としても、地に足のついていない幻想を語ることでは、人は付いてこない。ですからまずは身近なところから、自分が言ったことをやりきる。すると、社内も、お客様も、取引業者様も信用してくれますし、次に繋がるんです。

 

―身近な地元や名古屋で、目の前の課題に一生懸命トライした結果が、今の加藤社長の姿なんですね。

 

僕は名古屋が大好きですし、まずは名古屋の代表だと言っていただける様になってから、全国、世界を目指します。そんな夢を描いて取り組んできました。

加藤社長に地元を語ってもらいました

加藤社長

同じ西区なのに「ギリギリ名古屋市」な町

―ここまでで、加藤社長の地元や名古屋に対する思いが伝ってきました。地元のどのようなところが好きか、教えてください。

 

生まれ育った町だからでしょうか。何かがあるわけではないですけど。なんか落ち着きますよね。名古屋の都心部のほうからしたら川向こうだって言われていたり。同じ西区なのにこっちはギリギリ名古屋市で。(笑)

 

だけどそういう気取らなさにも愛嬌があると思います。最近は人口も増えているみたいですし、住みやすいゆえに発展してきているんではないかなと。

 

―プライベートでの地元の過ごし方を教えてください。

 

地元だと庄内緑地公園へ行って芝生の上で遊んだり、川に行って走ったりしていますね。そういえば、新川で蟹が取れるってご存知でしたか?たまに子供と取りに行くんですが、捕まえてきては奥さんに怒られてます。虫とか蟹とか、持って帰ってくるなって。(笑)

 

―よく行くお店はありますか?

 

最近よく行くのは「よしいけ」という和食屋さんですかね。大将も女将さんの人柄も温かくて良いお店です。うちのメンバーもよく利用していますよ。

 

―最後に、地元でやってみたいことがあれば教えてください!

 

構想は色々あります。

 

たとえば地元のお店でリアルキッザニアをやってもらうと面白いなと思っています。キッザニアって面白いんですよ。遊び感覚で商売が学べて、子供も喜んでくれる。早いうちから働く素晴らしさを感じてもらって、大人になる楽しみを知ってほしいと思っています。それと同時に、地元がこんなに素敵な町なんだという気持ちになってくれると嬉しいですね。

 

他にもお店の駐車場を使ってフリーマーケットを開いて地域と繋がる機会を持ちたいですね。地元に根付きたいという思いが強いので、地域コミュニティをもう少し強めたいという気持ちは創業時からありますが、実際にやるのはなかなか大変です。業務の間をぬって上手くやりたいなーと思いますね。

Bloom Diningservice
創業12年が経つ「ブルームダイニングサービス」では、15もの業態を展開。

 

加藤社長のインタビューを通して、自分の育ってきた、地元を愛するということ。そして理想を掲げ、着々と努力していく大切さを感じました。地元愛と夢、どちらもビジネスにおいては、非効率に思えることかもしれません。

 

経営効率に過度にこだわることなく、目の前のことを一つ一つ乗り越えてきた結果が、今の加藤社長の姿であり、お店の人気につながっているのではないでしょうか。

 

三ツ川タウン発祥、名古屋代表の企業として、今後の活躍を応援しています。

 


株式会社ブルームダイニングサービス

URL:株式会社ブルームダイニングサービス 公式サイト

大人もこどももワクワク!かわいいスイーツがいっぱいの「洋菓子アトリエドゥドゥ」

今年8月、庄内緑地公園に「洋菓子アトリエドゥドゥ」というケーキ屋さんがひっそりとオープン。「こどもに褒められたい」がテーマというこのお店は、店内の雰囲気も一つ一つのスイーツも、全てが可愛らしく、キュンと心踊る空間です。

庄内緑地公園から徒歩1分!「洋菓子アトリエドゥドゥ」

DSC_0842

静かな住宅街にオープンした可愛らしい洋菓子屋さん

地下鉄鶴舞線「庄内緑地公園」駅から歩いて1分ほど。名草線を1本入った住宅街にある「洋菓子アトリエドゥドゥ」はあります。目印はケーキの帽子をかぶった愛らしいキャラクター。

DSC_0824

こぢんまりとした店内も、パステルカラーを基調とした可愛らしい空間が広がり、ちょっとしたおとぎの国に来た気分になります。

DSC_0836

伺ったこの日は、ご近所の方が続々とやってきて、大忙しの様子でした。

ショーケースの中の可愛らしいスイーツにうっとり!

DSC_0818

定番スイーツから季節の果物を使った洋菓子まで

可愛らしさは内装だけではありません。ショーケースに並んだスイーツも、本当にどれも可愛らしいんです。伺ったのはちょうど秋が始まった頃。モンブランやブドウのタルトなど、どれも美味しそう。

DSC_0819

アトリエドゥドゥさんの洋菓子は、全て甘さ控えめ。素材の果物の甘さを活した自然なおいしさのスイーツばかりです。

DSC_0829

ちょうどこの日は季節の洋梨のショートケーキが登場したところでした。洋梨の甘さと柔らかさ、そしてあまい香りが広がる、優しいスイーツ。これなら、お子さんにも安心して食べてもらえそうです。

オススメは「公園ロール」と「マカロン」!

21034521_338969576528035_8079866961290296846_n

マカロンは可愛らしすぎて売れ切れ必至

数あるスイーツの中で筆者がオススメしたいのは特に2つ。1つ目は「公園ロール」。

DSC_0830

オーナーご夫妻が、庄内緑地公園というこの場所でお店を開いたことをきっかけに商品化されたケーキです。甘すぎずしっとりとしたロールケーキは、天気の良い日にテイクアウトして公園でいただきたい一品です。

2つ目はお店の大人気メニューでもある「マカロン」。伺ったこの日も、人気すぎて生産が追いつかず、売り切れていました・・・。

この可愛らしさは、思わずプチギフトとして子供達やお友達に贈りたくなりますね。ちなみに、この可愛らしいキャラクターたちは、マカロンだけでなく、誕生日ケーキにもなるようです♪

DSC_0832

ケーキは4号サイズから選べるそう。少人数からでも楽しめるのは嬉しいところですね。

パティシエのご夫婦が、ご実家の近くにお店を持ちたいという想いでオープンしたこの洋菓子屋さん。お店の雰囲気もスイーツも、お二人の愛情がいっぱい込められていて、素敵な空間でした。

お祝いごとはもちろん、なんでもない日にも。きっと季節のスイーツと出会えるはずです。

 

三ツ川の新しいこのお店に、ぜひ足を運んでみてください。

 


洋菓子アトリエドゥドゥ

営業時間:11:00〜19:00

定休日:火曜・水曜

URL:洋菓子アトリエドゥドゥ Facebookページ
住所:名古屋市西区市場木町78番地

 


画像引用元:https://www.facebook.com/atelier.doudou