マチに花火が上った夜!「庄内緑地夏まつり」当日レポート!

9月に入り暑さも和らぎ、過ごしやすい一日が続くようになりました。
思い返せば、猛烈に暑かった今年の夏。
そんな今年、三ツ川タウンで最もアツかった一日…?
そう!それはマチの夜空に花火が上がった日といえるのではないでしょうか!

8月11日(土)山の日に開催された「庄内緑地夏まつり」
当日の様子をレポートしていきます!!

ボラスタさん集結!

打ち上げまで残り5時間 「エイエイオー!」で気合を注入!

夏祭りの会場となるのは池の南側、庄内川の河川敷に隣接する芝生広場。この広々とした会場に、どれだけの方が集まってくれるのでしょうか!

PM3:00 晴れ渡る空から太陽がサンサンと照り付ける昼下がり。

本部のテント前には、この日のためにボランティアの皆さんが集まりました。

花火は打ち上がるのではなく、打ち上げるのもの!円陣を組んで「エイエイオー!」をして、士気を高めます!!

ボラスタの皆さんにはおそろいのTシャツが配布されました!これに着替えて持ち場に移動し、準備に取り掛かります。

花火の前にはイベントいっぱい!

打ち上げまで残り2.5時間 太鼓の演奏と共に夏祭りスタート!!

PM5:30 太陽が沈み初め、夕焼けで辺りが赤くなります。

ついに開会の時間。ステージでは来賓の挨拶を終え、太鼓の演奏が始まりました。
力強い音が鳴り響き、お祭り会場を盛り上げていきます!!

日陰が少なめな芝生広場はとにかく暑い!!キッチンカーもドリンクコーナーも、どこも大盛況でした!!

お子さんも退屈しないよう、ゲームコーナーでは輪投げやダーツ、水風船すくいにストラックアウトなどで遊ぶことができます!

…時を同じくして、お祭り会場から堤防を挟んだ反対側、庄内川の河川敷には花火が搬入されました。

地元の消防団の隊員による警備の元、打ち上げの時刻が訪れるのを粛々と待ちます。

PM7:00 暗闇が辺りを包み始めます。

手持ち花火エリアでは手持ち花火を楽しむお子さんの姿が多くみられました。

ステージでは今年で110周年を迎えた山田小学校の児童による110周年ダンス。

そして平田を拠点に活動するよさこいチームWell来夢・平田による演舞。

地元で開催されるお祭りを自らの演技で彩ろう!そんな姿がなんだかとてもカッコ良く見えました。

75秒の打ち上げ花火

いよいよ打ち上げの時が迫ります。

PM8:00 盛りだくさんな内容に夢中になっていると辺りはすっかり夜に。

このころには会場は来場者の方でいっぱい!(公式発表では来場者数2,500人!)

 

今回の花火は全部で50発!時間にすると75秒とのこと!
見逃すまいと、トイレに行くのもはばかられます。

 

…そしてついに!!

 

見事無事に打ち上がりました!!!!!!

 

庄内緑地公園で初めて打ち上げた花火としては大成功の出来栄えではないでしょうか?
今後も地域の風物詩として、長く続いていくことを期待しています!
また来年の開催も楽しみにしていましょ~!!


今回の花火大会開催に至る経緯を知りたい方はこちらの記事をチェック!!

 

いよいよ開催!「庄内緑地夏まつり」ができるまで【前編】
いよいよ開催!「庄内緑地夏まつり」ができるまで【中編】
いよいよ開催!「庄内緑地夏まつり」ができるまで【後編】

 

第2回庄内緑地公園夏まつり実行委員会:公式ホームページ

 

住所:名古屋市西区山田町大字中小田井

 

いよいよ開催!「庄内緑地夏まつり」ができるまで【後編】

今年の8月11日、第2回目となる「庄内緑地夏まつり」が開催されます。この夏まつりが開催されるまでには、実行委員会メンバーの長年の想いや絶え間ない努力、地元の皆さんの応援が必要でした。そんな開催までの裏話を、西区山田学区の自治会長・稲葉泰司さんと、NPO法人「新しく矢田川花火を進める会」代表の秋山知弘さん2人のキーパーソンからお伺いしました。(本インタビューは前編・中編・後編の3部構成となっています)

世代を超えて地域を愛する人たちが集まる山田地区、そして夏まつりへの想い

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開催の秘訣となった、山田地区のコミュニティとは

いよいよ開催場所が決まり、ついに庄内緑地で夏まつりを開催することになりましたが、北区出身の秋山さんにとっては初めての場所。秋山さんから見た庄内緑地・山田地区の人たちは、どのような印象なんでしょうか?

 

秋山さん:
地元愛がある人がすごく多いと思います。愛があって、夢があって、それを実現するために、山田地区の皆さんは「じゃあ、どうしたらできるか?」を考えて実践されているんですよね。今回も、開催のハードルが高かった夏まつりの企画を「どうしたらうまくいくか?」って、皆さん知恵を出してくれています。

 

稲葉さん:
私も、最初に花火大会の話を聞いたときは「やりたい!」と思いましたけど、周囲から反対の声が上がれば、この話を受けられるかどうかはわからないと考えました。でも、それよりもまず「庄内緑地で花火が上がるらしいよ」と話が広がっていって。みんなが盛り上がってきたところに、「実はうちの学区で運営をやろうと・・・」という話をしたんですよね(笑)。でも、そこは地区の皆さんが、どうやって開催しようかと、一緒に動いてくれたんです。

 

「じゃあ、どうしたら開催できるか?」を地域みんなで考えて実行できる山田地区には、ほかの地区には無いとある“秘訣”があるようです。

 

稲葉さん:
山田学区には、町内会長経験者の若手が集まる「学区盛り上げ隊」という有志のチームがあり、その存在が非常に大きいと思います。今回の夏まつりの企画に関しても、盛り上げ隊の皆さんには中心として関わっていただいています。本当にやっぱり、私たちのような年代だけでは、何もできないなと感じるので、心強いです。

 

今、この「学区盛り上げ隊」のメンバーは15名ほど居るそうです。町内会で役を経験した人たちが、役が終わってもずっと地域に関わり続けている山田地区。世代を越えて地域が繋がり続けられるヒントが、ここにはあるかもしれません。

 

そんな、地元を盛り上げたい稲葉さんと、お祭りを復活させたい気持ちで行動し続けた秋山さんに、今年の「第2回庄内緑地夏まつり」について伺いました。

 

稲葉さん:
まず、今回は何と言っても花火です。2号玉50発。開催を重ねて徐々に実績を積んで、いつかは矢田川花火みたいな大々的な花火大会にしたいですね。今年はその第1回目。まずはやってみて、2年3年と続けて、大きな花火大会にしていきたいですね。また、今年は西区制と山田小学校が共に110周年になるということで、それもアピールしていきたいです。
山田地区の皆さんは、非常に協力的だと感じています。まだまだ、当日や翌日のボランティアさんを集めなくてはいけなかったり、地域の企業さんからどれくらいご理解・ご協力をいただけるかが課題ですね。

 

秋山さん:
矢田川で花火が打ち上がるというのは、僕の地域の人からすると「当たり前」だったんですよね。それが今回、庄内緑地という場所になり、山田地区の皆さんと花火を上げるということになった。「西区で花火が上がった」「庄内緑地で花火が上がった」ということは、僕が地元で花火が上がっていたことを誇りに思うのと同じで、非常にインパクトのあることだと思います。だから、西区のみなさんの良い思い出になっていくんじゃないかなと思っています。
今回は、小さいお子さんが手持ち花火でも喜んでもらえたり、50発ですが打ち上げ花火を目の前で見てくれたら、それはきっといい思い出になるんじゃないかなと思います。

 

夏まつりを地域の人たちに応援してもらうために作った募金箱。山田地区を中心に地元の飲食店や店舗さんに置いていただいています

 

お話は、今年の夏祭りだけでなく、今後への想いにも。

 

稲葉さん:
花火は西区から見えるだけではないから、北区や周りの地域含めて、地域の花火大会になったらいいなと思います。まずは今年を成功させて、「なかなかいいんじゃないの、もっと大きくやりましょうよ」っていう雰囲気になっていくのが理想的だと思っています。

あとは、地域活動をしていて感じていることがあります。今まで、学区の中でも連絡協議会が中心になって催し物をやることが多かったんですよね。そうすると、そこに関わっていないと参加しづらかったり、そもそも企画の存在を知らない、ということも多かったんです。もっと広く一般の方が、いろんな地域の活動に参加できるようにしたいと思っています。だから、今回の夏まつりのボランティアというのは、地域活動に関わる非常に良いチャンスなんじゃないかなと思っています。まあ、私自身が、自治会に入るまではそういうボランティアということに、全く無関心だったこともありますし(笑)。もっといろんな人に関わってもらって、地域全体を盛り上げたいですね。若い人にもどんどん入ってもらえたら、これから新しいこともいっぱいできるんじゃないかな。

 

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秋山さん:
矢田川花火が無くなった当時、確か第41回だったんですよね。きっと戦後の復興を目的に始まったと思うんです。でも、高度成長期やバブル時代を経て、みんなが車を持ち始めたことによる駐車場の問題とか、マンションが増えてきたりして、手持ち花火すらできる場所がなくなってしまった。昔と比べたら、僕の地元で花火大会を開催し続けるというのは、なかなか難しいかなと思うんです。時代に合った場所で、時代に合ったお祭りを行って、子ども達に思い出を残したいです。すぐにではないですが、日中の明るいうちに、子ども向けのイベントができたらいいですね。キッザニアみたいな職業体験とか。ただ、山の日ってめちゃくちゃ日中暑いけど(笑)。でも、矢田川花火も、その時期になると、遠くで暮らしている家族がみんな地元に集まって花火を見ていたと聞きました。今回、まさにお盆の始まりである山の日にイベントを行うということで、この日にずっと続けられるなら、地元の人が帰ってくる良い機会になるんじゃないかなと思っています。

 

「小さい頃、家の近所で花火大会があってね。」
そんなふうに、大人になってから地元のことを語ることのできる町。それを作ることができるのは、紛れもなく、今そこに住んでいる大人たちだけです。山田地区の皆さんと北区の秋山さんも、地域は違えど共通する想いが、今回の夏まつり開催に繋がったのだと思います。
この夏まつりで打ち上がる花火は、例えわずか50発だろうと、見た人はみんな「庄内緑地から花火が上がった」という思い出として、ずっと心に残り続けるでしょう。

 

あなたは、この50発の花火を、どこで見ますか?家から?夏まつりの会場?それとも、ボランティアスタッフとして?どんな形であろうと、きっと良い思い出になると思いませんか。

URL:https://shounairyokuchi.wixsite.com/info

いよいよ開催!「庄内緑地夏まつり」ができるまで【中編】

今年の8月11日、第2回目となる「庄内緑地夏まつり」が開催されます。この夏まつりが開催されるまでには、実行委員会メンバーの長年の想いや絶え間ない努力、地元の皆さんの応援が必要でした。そんな開催までの裏話を、西区山田学区の自治会長・稲葉泰司さんと、NPO法人「新しく矢田川花火を進める会」代表の秋山知弘さん2人のキーパーソンからお伺いしました。(本インタビューは前編・中編・後編の3部構成となっています。前回までのあらすじはこちら

【中編】狼煙(のろし)を上げ続けることで、行き着いた庄内緑地という場所

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矢田川花火がなくなってから約10年間の活動の軌跡

2005年に矢田川花火大会が中止になってから、秋山さんはどうにか花火大会を開催したいと模索します。

 

秋山さん:
矢田川花火が中止になった時は、実は正直なんとも思わなかったんです。でも、中止になった翌年から、毎年夏の時期になると「今年は復活するらしいよ」とガセネタが流れてきては「やっぱりないね」っていうのを繰り返して。そこで、「みんな楽しみにしているのに、なぜ復活しないんだろう?」という疑問が湧いてきました。

そんな中、偶然見に行ったのが、とある地方で行われていた町内会の花火大会でした。町内会で花火大会ができるなら、自分たちにも何かできるかもしれない。そんな実感が湧きました。ちょうどその頃、地元の方が花火大会復活の取り組みをされていたのを知って、そこに参加してみたんです。

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秋山さん:
活動している人数も少なかったから、急に「夏に矢田川花火復活!」というのは難しくて。最初はクリスマスの時期に小規模な花火大会を行いました。一度やってみて、この規模ならクリスマスにできる、と実感しました。狼煙(のろし)を上げ続けることが大事だと思っていたので、翌年も、その翌年も開催しました。

すると、周囲から「夏に花火を見たい」という声が徐々に挙がってきたんですよね。それが2009年のクリスマスに実施した花火大会の後。来年夏の花火までにはもう半年しかない、ということで、2010年の夏は一旦見送って、2011年開催を目指しました。1年半かけましたが、夏の花火大会はハードルが高く、さらに震災もあったので、そこでも開催は見送りました。

 

その後2012年に「矢田川夏まつり」を開催した秋山さん。開催後も、夏の花火大会への道を探り続けます。

 

秋山さん:
3年間クリスマスに花火を上げていたということは、地域の皆さんは何となく知っていたし理解もしてくださっていました。しかし、やはり夏の花火大会となると、巻き込む人の数や影響範囲が全く誓ってきます。だから、「じゃあ、やりましょうか」と、地域の人と一体となって進めていくというのは、実は非常に難しいんです。

ですので、同じ矢田川でも少し違うエリアでの開催を計画したりと、うまくいく方法を模索していました。そうやって色々とこの活動を受け入れてくださる地域を探している中で、矢田川から徐々に南下していき、庄内川と合流するこの庄内緑地というエリアの検討に入りました。

 

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稲葉さん:
ちょうど私が自治会に関わり始めた頃、秋山さんは庄内緑地を候補地として考えられていたんですよね。私は、秋山さんからこの花火開催の話を聞いたときに「矢田川花火大会みたいなお祭りが自分の住む地域でできるなら、そんな嬉しいことはない」と、純粋に思ったんですよね。

 

花火大会の開催場所を模索していた秋山さんと、地元を盛り上げたいと思った稲葉さん。2人の想いが、「庄内緑地夏まつり」という形になりました。しかし、これまで秋山さんが苦労されてきたように、夏まつりを開催するには多くの地域の人の協力が必要です。これまでずっと開催までのハードルを超えられなかったのに、なぜこの庄内緑地公園の山田地区では、それが可能だったのでしょうか?

(後編に続く)

沖縄料理のカフェとバー「うがみぶしゃ」に入り浸る。

庄内緑地公園駅の近くでひっそりと営業する沖縄料理のバー「うがみぶしゃ」、そしてカフェ「うがみぶしゃ キジムナー」。

地元出身のマスターの宜保(ぎぼ)久史さんが営む2つのお店は、地域の皆さんの日常にはかかせない居場所となっています。

そんな2つの店をそーっと覗いて、その魅力を探っていきましょう。

夜になると現れる古民家バー「うがみぶしゃ」

闇夜に灯る、オトナの居場所

庄内緑地公園駅の近く、「コミュニティカフェかかぽ」さんのすぐ近くに「うがみぶしゃ」はあります。日中はよくある住宅地の民家に見えましたが、夜になると一変。明かりが灯り、なんとも温かな、人を呼び込むバーの登場です。

ガラガラーっと引き戸を開けてお店の中へ。店内はバーカウンターと2人掛けのテーブル、大人数でも対応可能な大きなテーブルがあります。

古民家を改装した内部にはマスターのセンスの光る小物が並び、心地良い空間を演出しています。

席に座るとおしぼりが手渡され、テーブルの上のキャンドルに炎が灯ります。

ゆらゆらと揺れる炎を見つめながら、一日の出来事を振り返ったり、語り合ったり。落ち着いた時間を過ごすことができそうですね。

訪れた時にはギムレット(750円)を注文。お腹がすいていたのでソーミンチャンプルー(800円)も。

他にも沖縄の家庭料理や泡盛やウイスキーなどの蒸留酒もたくさん!何度も通ってお気に入りの一品を見つけましょう!

モーニングもランチも充実!カフェ「キジムナー」

おおらかさ満載の良空間でゆったりとしたひとときを

場所は変わって、こちらが「うがみぶしゃ キジムナー」。同じく庄内緑地公園駅の近くにあります。

中に入ると木の床板とカウンター、そして鮮やかな色の壁面。先ほどのバーと違い、どこかモダンな店内。おおらかな琉球音楽も不思議とハマります!

open-10:30はモーニング。11:00-14:00はランチのサービスをやっているとのこと。

まずはモーニングから。

注文したのは「ラピュタパン」。サラダとスープもついてます。朝からこれだけ食べれば大満足!

そしてランチはこちら。

うみがぶしゃランチ

「沖縄ソバ+ごはん 肉みそ付き」(690円)。優しい味の沖縄ソバが気に入っています!

うみがぶしゃ店内

雑誌のレパートリーもチェック!これだけあれば、何時間でも過ごせてしまいそう!

下段にはひざ掛けも。気遣いを忘れない、優しいお店ですね!

 

お昼からお酒も楽しめるということで、色々な場面で使用することができそうな、使い勝手の良いカフェです。

昼と夜の顔をもつ男。マスター 宜保久史さん。

うみがぶしゃマスター

カウンター越しの会話の一部始終をどうぞ

朝からお昼まではカフェ、夜はバー、2つのお店のカウンターに立つマスターはどんな方なのでしょうか?

 

「沖縄の出身でしょうか?」(筆者)

 

「出身はこの街で、母親の実家が沖縄なんです。笑」(宜保さん)

 

普段カウンターの向こうでお酒を扱うときの姿は真剣そのもの。しかし口を開くと、物腰柔らかな、優しい口調でお話してくれました。

うがみぶしゃ外観

「バーを始めたいと思ったきっかけは?」(筆者)

 

「小説を読んでバーテンダーって面白そうだと思いました。バーを舞台に男と女のもつれを書いた短編があって、それを沖縄へ行く船の中にあった『翼の王国』という雑誌で読んだんです。きっかけはそこからかな~。」(宜保さん)

 

「家業は内装業をやっていて、修行中はお昼は内装屋、夜は飲食のお店。っていう生活をしてました。」(宜保さん)

 

バーとカフェ、どちらのお店も、心地よい接客ができるよう、細かいところまで作りこみがされています。その秘密は、内装屋をやっていたというルーツにあるように感じました。

 

「修行を終えて、実家のあるこの街でお店を開いたんです。」(宜保さん)

 

そこから着々と地域の方たちの愛されバーに。そんな『うがみぶしゃ』は今年で14年目、『うがみぶしゃ キジムナー』は3年目を迎えるのだそう。

何かと時間に追われてしまう毎日。一息ついて、ゆったりとした時間が過ごしたい、という時には、ふらりと遊びに行ってみてはいかがでしょうか。

 

※「うがみぶしゃ」は2018年11月17日をもちまして閉店となってしまいました。現在は「うがみぶしゃ キジムナー」のみ営業中です。

 


 

うがみぶしゃ キジムナー

営業時間:火~土 8:30-16:00 日 8:30-11:00

定休日:月曜日

住所:名古屋市西区市場木町157

 

三ツ川のオシャレなサイクルショップ「CHAPTER 08」で自転車を買ってみた!(前編)

三ツ川でも見かけるロードバイクやクロスバイクに乗る人たち。

名古屋市内の大通りには自転車専用道路があるので、自転車で街中を走るのはちょっとした憧れたりします。とはいえ、せっかく「自転車を始めたい!」と思っても、何を買って良いのか分からなかったりしますよね。

そんな私たちの強い味方が、大野木にある「CHAPTER 08」です。

庄内緑地公園から車で1分「CHAPTER 08」

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自転車大好きなオーナーが営むスポーツサイクル店

庄内緑地公園からMOZOの方へ車で移動すること1分、ロードバイクに乗るオシャレなイラストの看板が目に入ります。ここが、今回ご紹介する「CHAPTER 08(チャプターエイト)」。

今回は、「自転車が壊れたし、せっかくだからクロスバイクを買いたいな〜」という自転車初心者くんと一緒に伺いました。いやしかし、外観からしてオシャレすぎて、初心者には入りにくいかも…!

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お店に入ると、店内にはロードバイクやクロスバイクが所狭しと並んでいます。「わぁ、なんか、すごいのがいっぱいある…!初心者の私たちにはそんな言葉しか出て来ません。(笑)

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そうしてオロオロしていると、オーナーの長瀬さんが声をかけてくれました。

主役は自分。自分が「楽しい」と思える自転車を

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自転車愛が凄すぎて、自動車の整備士からスポーツサイクル店オーナーへ

2014年からこのお店を営んでいる長瀬さん。自転車初心者の私たちに丁寧に説明をしていただきました。初心者の私たちにはどんな自転車がオススメなんだろう…そう質問すると、意外な返答が。

 

「自分が『いいな』と思う自転車でいいですよ」(長瀬さん)

 

そ、そんな風に選んで良いのでしょうか…!

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「自転車を何台も乗り継いでいる人は欲しいものが具体化しているけど、初めての人はイメージがぼやっとしているもの。だから、機能や性能など色々伝えたいことがあっても、それがはじめて自転車を買うお客さんにすべて届くとは思っていません。

 

それよりも僕が大切に思っているのは、『主役は自分。道具(自転車)は後から付いてくる』ということ。乗ってる人が『これ楽しい!』と思えることが一番です。まずは自分の好きだと思う自転車に乗って、自転車を楽しんでほしい。まあ、販売している側がこんなこと言っちゃいけないんでしょうけど(笑)」(長瀬さん)

お客さんたちと一緒にツーリングに行くこともあるそう
お客さんたちと一緒にツーリングに行くこともあるそう

 

そんな、自転車を楽しむことを大切にしてくれるオーナー長瀬さん。元々は自動車の整備士として働いていたそうですが、自転車の虜になり、ついには独立してお店を出すほどまでに。お客さんとのツーリングに出かけたりなど、自転車愛が伺えるお人柄です。

「自転車は壊れる」ということ

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買ってからもずっと面倒をみてくれる、長くお付き合いできる自転車屋さん

伺った日はちょうど、高校生が持ち込んだ自転車の整備をしているところでした。

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並んでいるだけでかっこいいメンテナンスの道具たち

 

「よく『自転車って壊れるんですか?』って言われるんですが、壊れます。でも、修理する場所が生活圏内にあるのはとても大切だと思うんです。壊れたものを直しに行くのは、面倒ですから。うちで買ってくれた自転車は、無償でメンテナンスしています。」

店内には、アクセサリーグッズも豊富に取り揃えてあります
店内には、アクセサリーグッズも豊富に取り揃えてあります

 

自転車を所有するというのは、ただ「モノを持つ」だけでなく、そこから始まる新しい生活や楽しみを生み出すこと。その生活の中には日々のメンテナンスやケアも含まれているのです。

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さて、そんな「初心者が自転車を持つこと」についてたっぷり聞かせていただいた後、ついに買っちゃいました、念願のクロスバイク!長瀬さんのアドバイスにより、「なんかこれいいかも!」と思った自転車をインスピレーションで購入。

 

やっぱり買う時は勢いが大事ですよね。長瀬さん、ありがとうございました!

納車は来年の予定。どんな自転車がやってくるのか?!お楽しみに!

 


CHAPTER 08(チャプターエイト)
営業時間:11:00~20:00(日・祝は12:00〜)

定休日:木曜日、イベント開催日

URL:CHAPTER 08(チャプターエイト) 公式サイト

住所:愛知県名古屋市西区大野木四丁目6番2


画像引用元:http://www.chapter08.com/index.html

大人もこどももワクワク!かわいいスイーツがいっぱいの「洋菓子アトリエドゥドゥ」

今年8月、庄内緑地公園に「洋菓子アトリエドゥドゥ」というケーキ屋さんがひっそりとオープン。「こどもに褒められたい」がテーマというこのお店は、店内の雰囲気も一つ一つのスイーツも、全てが可愛らしく、キュンと心踊る空間です。

庄内緑地公園から徒歩1分!「洋菓子アトリエドゥドゥ」

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静かな住宅街にオープンした可愛らしい洋菓子屋さん

地下鉄鶴舞線「庄内緑地公園」駅から歩いて1分ほど。名草線を1本入った住宅街にある「洋菓子アトリエドゥドゥ」はあります。目印はケーキの帽子をかぶった愛らしいキャラクター。

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こぢんまりとした店内も、パステルカラーを基調とした可愛らしい空間が広がり、ちょっとしたおとぎの国に来た気分になります。

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伺ったこの日は、ご近所の方が続々とやってきて、大忙しの様子でした。

ショーケースの中の可愛らしいスイーツにうっとり!

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定番スイーツから季節の果物を使った洋菓子まで

可愛らしさは内装だけではありません。ショーケースに並んだスイーツも、本当にどれも可愛らしいんです。伺ったのはちょうど秋が始まった頃。モンブランやブドウのタルトなど、どれも美味しそう。

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アトリエドゥドゥさんの洋菓子は、全て甘さ控えめ。素材の果物の甘さを活した自然なおいしさのスイーツばかりです。

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ちょうどこの日は季節の洋梨のショートケーキが登場したところでした。洋梨の甘さと柔らかさ、そしてあまい香りが広がる、優しいスイーツ。これなら、お子さんにも安心して食べてもらえそうです。

オススメは「公園ロール」と「マカロン」!

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マカロンは可愛らしすぎて売れ切れ必至

数あるスイーツの中で筆者がオススメしたいのは特に2つ。1つ目は「公園ロール」。

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オーナーご夫妻が、庄内緑地公園というこの場所でお店を開いたことをきっかけに商品化されたケーキです。甘すぎずしっとりとしたロールケーキは、天気の良い日にテイクアウトして公園でいただきたい一品です。

2つ目はお店の大人気メニューでもある「マカロン」。伺ったこの日も、人気すぎて生産が追いつかず、売り切れていました・・・。

この可愛らしさは、思わずプチギフトとして子供達やお友達に贈りたくなりますね。ちなみに、この可愛らしいキャラクターたちは、マカロンだけでなく、誕生日ケーキにもなるようです♪

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ケーキは4号サイズから選べるそう。少人数からでも楽しめるのは嬉しいところですね。

パティシエのご夫婦が、ご実家の近くにお店を持ちたいという想いでオープンしたこの洋菓子屋さん。お店の雰囲気もスイーツも、お二人の愛情がいっぱい込められていて、素敵な空間でした。

お祝いごとはもちろん、なんでもない日にも。きっと季節のスイーツと出会えるはずです。

 

三ツ川の新しいこのお店に、ぜひ足を運んでみてください。

 


洋菓子アトリエドゥドゥ

営業時間:11:00〜19:00

定休日:火曜・水曜

URL:洋菓子アトリエドゥドゥ Facebookページ
住所:名古屋市西区市場木町78番地

 


画像引用元:https://www.facebook.com/atelier.doudou