【イベントレポート】第3回三ツ川カルタ大会を開催しました!

三ツ川タウンの新年恒例行事「三ツ川カルタ大会」!!今年も開催しました!

1年目、2年目、規模に会場に、着々と進化しつつあるこの大会。
第3回を迎える今年はどんな展開を迎えるのでしょう??
さっそく当日の様子をレポートしていきます。

今年もカルタ大会の幕開けです。

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参加者みんなが楽しめる!全員参加の1-2回戦

1月に山田図書館へ行かれた方は、図書館の熱烈な広報をご覧になったのではないでしょうか?
今年も山田図書館が協力してくださり、図書館の4階、山田支所講堂を会場に開催されました。

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例年、1月中旬に開催される三ツ川カルタ大会。
厳しい寒さに負けず、会場には60名もの方たちが集まってくれました。

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今回の参加者は5歳のお子さんから小中学生に大人まで。
みんなごちゃまぜになり、それぞれのグループに分かれたら、さっそく試合スタートです!!

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1-2回戦は全員参加のポイント制。ここで取った札の合計が多い順に上位8名が準決勝へと進むことができます。

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「ハイッ!!」と大きな声を出して札に飛びつく様子は見ていてとても気持ちが良いです!!

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2試合が終わるとスタッフは集計に入ります。

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この休み時間、会場の一角に設けた、書初めコーナーは大繁盛!皆さん本日の意気込みを書いています。

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また、こちらでは「札取れてない人集まれ~!」という呼びかけのもと、誰からともなく自発的に練習会が発生。

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新たなチャンピオンが誕生しました!!

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誰が残ってもおかしくない!大接戦の準決勝と決勝戦

集計が終わり、準決勝参加者の発表です。

激戦を勝ち抜いたのはこちらの8名

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おそらく家でも練習を積み重ねてきたのであろう、猛者の方々。

札を読むのが早いか、飛びつくのが早いか、
我先にと絵札に飛び掛かる様子は迫力満点です。

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もはや写真を見るだけでも、そのレベルの高さがうかがい知れます。

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熱戦を制し、見事決勝に進んだのはこちらのお二人!!

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準決勝の後には、決勝戦も行われました。
決勝戦は1対1の勝負です。

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徐々に会場の空気もヒートアップ。
見ているこちらも手に汗を握ります。

 

どちらも譲らず一進一退の攻防の末、、、

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今大会の名人が決まりました!!

名人となった彼女は、三ツ川カルタ大会史上、歴代2人目の名人となります!
オメデトウ!!

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名人から3位入賞までを果たした方には賞品が贈られます。
今年の賞品は三ツ川タウンで購入することのできるお菓子の詰め合わせ。
山田図書館館長さんの手から贈呈されました。

レジェンド登場!!真の名人の座はどちらの手に!?

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今大会の新たな試み!エキシビジョンマッチ

さて、今年の三ツ川カルタ大会では決勝戦の後に今大会優勝の名人と、前回、前々回優勝のチャンピオン(通称:レジェンド)で、エキシビジョンマッチを行ないました!!

実は二人は同じ学校のクラスメイトとのこと。

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迫力満点な戦い!!静止画に収めるのもひと苦労。というわけで、こちらも動画でご覧ください。

 

こんなにもレベルの高い試合が見られるのは、一年に一度。
きっと三ツ川カルタ大会の、この舞台だけでしょう。

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勝負を制したのは、前回、前々回のチャンピオンでした!!

圧巻、、、。今後、彼女にかなう人材は出てくるのでしょうか、、、?

防衛を果たした彼女には、副賞として「三ツ川の〇〇 2000円分」が贈られました。〇〇 とは…?
(※どうやら三ツ川タウン内で2000円分を自由に買い物する権利が与えられるのだそうです。)

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なごやかに始まった今回のカルタ大会でしたが、ふたを開けてみれば、熱い戦いの舞台となっておりました!!

こんな感じで、参加しても楽しい。見てても興奮できる!
初めての方も、経験者の方も、みんなが楽しめる。
そんなカルタ大会を来年以降も企画していく予定です。

是非、次回は皆さんも足を運んでみてはいかがでしょうか?

それではまた来年をお楽しみに~!!

記事の写真の一部に、今年も名古屋のフォトグラファー宮田雄平さんの写真を使わせていただきました。ありがとうございました!


三ツ川カルタについて

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価格:税込1,000円(三ツ川TP実行委員会活動費への寄付付きの場合は1,500円)

販売場所:
明福興産株式会社(名古屋市西区上小田井2-32 明福ビル2階)
木村不動産株式会社(名古屋市西区歌里町382)
小川園芸(名古屋市西区比良4-3)

入賞賞品のお菓子詰め合わせの内容はこちら
・「ビスコッティ」NICO DROP CAFE(名古屋市西区中小田井2-314)
・「マカロンラスク」洋菓子アトリエドゥドゥ(名古屋市西区市場木町78)
・「オグラスク」REGNIE(名古屋市西区五才美町18-2)
・「最中のフロランタン」栄光堂(名古屋市西区大野木3-124)
・「ロールケーキ」山浦製菓(名古屋市西区大野木4-47)

前回までのカルタ記事

三ツ川カルタ大会開催レポート!〜前編〜

三ツ川カルタ大会開催レポート!〜後編〜

【イベントレポート】第2回三ツ川カルタ大会の様子をお届けします!

お寺が繋ぐ“まち”と”ひと” ~地域コミュニティ再建を目指す二人の住職インタビュー~

突然ですが、あなたにとって「お寺」はどんな存在ですか?お寺が担う地域への役割は何でしょうか?
実は今、お寺がアツい!ここ最近お寺業界では新しいムーブメントが起きています。
そして、その流れは三ツ川の長善寺・法源寺の2つのお寺にも…!

〜お寺紹介〜

今回のお寺インタビューにご協力いただいたのは、我らが三ツ川タウン・名古屋市西区上小田井にある長善寺の住職・蒲池卓巳さんと法源寺の住職・内藤雅孝さんのお二人。

 

蒲池さんは、自身のお寺で法話を織り交ぜた落語会を主催したり、 2018年のグッドデザインアワードで見事大賞に輝いた”おてらおやつクラブ” の事務局メンバーの一人として活動しています。

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長善寺(真宗大谷派)の住職・蒲池さん

 

また内藤さんも、写経会や坐禅会といった、昔からあるお寺の教えを気軽に触れることの出来る機会を提供する一方で “お寺婚活” といった新しい角度からのアプローチもされています。

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法源寺(臨済宗妙心寺派) の住職・内藤さん

 

双方とも、私たちが日頃から抱いているような、少し敷居が高く感じるような凛としたお寺のイメージを覆す面白い試みを行っているのが分かります。

そんな何百年も地域に根差してきたお寺が、なぜ今大きく変わろうとしているのか?その背景には、お寺と地域の関係性に大きな変化が起きた事が関係しているといいます。

という事で、今回は「お寺と地域の関係性」をテーマに、お二人からお話を聞いてきました!

〜進む寺離れ〜

平成になって葬儀会館が出来始めたのを機に、お寺と地域の近しい関係性はガラリと変わってしまったそうです。

なぜならば、【死】を家の中に持ち込まないようになったから。自分たちの日常と【死】というものを切り離して考えるようなり、結果としてお寺も日常生活から遠ざかるようになってしまったのです。

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今や平成30年。一世代変わった事で以前のお寺と地域の関わる形を知らない人が多数派に…!(長善寺)

 

よくよく思い返してみると、おばあちゃんの家には必ずお仏壇があり、お盆にはお坊さんが来て、お経を読んでいたことを思い出します。しかし、それは私にとって特別なもので日常ではありません。今はまだ「おばあちゃんの家」でお寺との関係を感じる事が出来ていますが、このままでは自分が母親・おばあちゃんになった時には、自分の子どもや孫に「こんな事が昔はあったんだよ」という言い伝えという形でしか残せなくなってしまうかもしれませんね。

 

「昔は、地域の人がお寺に集まって一緒に炊き出しをする風景や、お寺の境内が中小田井駅に抜ける近道だったこともあり、子どもたちがお寺を抜け道として使う風景が当たり前でした…」と内藤さん(法源寺)は切なそうに語ってくださいました。

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一昔前までは、抜け道として利用されていたという立派な境内のお庭も、今では人の往き来はまばら(法源寺)

 

さらにお話を聞くと、お寺離れが進んだ結果、お寺の住職さんがいない無住寺院が増えている状況に…。そのため、禅宗では近くの禅宗のお寺さんが掛け持ちで住職をされているというのです。しかも、お寺を専業にして生活できる割合は、全国のお寺の1割という厳しいお寺事情…。

お寺も一般社会と同じく「どう生き残っていくか」という問題があるようです。

〜お寺の抱える課題〜

お二人が感じるお寺の課題は2つ。

まず、お寺は「宗教」という事で、直接的に地域活動に入っていくには少しハードルがあるようです。そして世間の「寺=古臭い」というイメージも相まって「お寺との距離感」が生まれているのではないか、と内藤さん(法源寺)は言います。

 

そして一方で、お寺に関わる人々は「お寺とはこうでなくてはならない」と自らのイメージを固定化していまい、SNSなどでの情報発信に一歩踏み出せなかったという事情もありました。

蒲池さん(長善寺)も、今となっては様々なイベントをSNSで告知して長善寺で主催していますが、幾度となるトライアンドエラーを繰り返してきた結果の今日なのだとか。

お寺
長善寺・法源寺とも、お寺でのイベントを掲示板に貼り出す、Facebookでイベントページを作る、ブログを配信するといった、現代のネット社会に合わせて新しい情報発信を進んで行なっているそうです。三ツ川のお寺は先進的ですね!!!

 

正直なところ、お坊さんがスマートフォンを使いこなしているイメージは無く、ましてSNSなどのソーシャルメディアとは縁のないものだと思っていました。しかし、今やお坊さん達が立ち上げるウェブメディアもある時代。

実際のお寺の姿と私達が思い描くお寺の姿にかなり開きがある事が分かりました…!

〜三ツ川のお寺ムーブメント〜

今までは同じ仏教でも、宗派が違えば溝がありバラバラだった仏教界。「でも、これでは良くないよね」と、内藤さん(法源寺)。

 

「情報共有はこれからの強みになる。共有する事でお互いの良いところ悪い所が見える。共有すればお互い補い、支えあえる」。
お寺の宗派を超えた連携プレーをする風潮になり始めているというのです。

 

実際に両者のお寺も、法源寺は臨済宗妙心寺派、長善寺は真宗大谷派と宗派はバラバラ。
冒頭にも述べた通り、以前はお互いの交流がほとんど無い状態でした。

 

しかし、今では3ヶ月に1回のペースでこども食堂が持ち寄りで行われているほど。この子ども食堂では、地域の方々から食材をいただき、幅広い層の人がボランティアで炊き出しをしています。多い時には1回で100人近くの親子がこぞってご飯を食べに来る事も…!

(写真は、ふるさと伝承行事で開催された餅つきの様子)

 

ボランティアの人達同士の横の繋がりも生まれ、お寺から広がる好循環が生まれている事は、非常に画期的であり、地域行政の人をも唸らせるほどだそうです。

 

実は筆者も一度、子供食堂のお手伝いに参加させていただきました。
普段通りの生活では繋がり得なかった人々と、この子ども食堂を通じて出会う事が出来ました。お寺に感謝ですね。

しめ縄作りに夢中な子供達…♬(写真は、ふるさと伝承行事で開催されたしめ縄作りの様子)

 

ぺったんぺったん…これまた親子揃って夢中にお餅をついています!(写真は、ふるさと伝承行事で開催された餅つきの様子)

 

最近では、お寺の空間を活かして女子高生が某アニメのコスプレ撮影会をお寺の本堂で開催したそうです..!私達の常識を型破りするような一風変わったイベントの場としてもお寺は活用されているんですね。

〜これからのお寺のあり方〜

「何もないところから新しい事をする必要はなく、昔からあるものと出会い方を変えていけばいいのではないでしょうか。そういう目線で、お寺の価値を伝えていきたいです。」
by蒲池さん(長善寺)

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長善寺(真宗大谷派)の住職・蒲池卓巳さん

 

「亡くなった方を弔うだけの葬式仏教ではいけない、生きている方のテキストでありたいと思っています。」
by内藤さん(法源寺)

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法源寺(臨済宗妙心寺派) の住職・内藤雅孝さん

 

インタビューを経て、今まで無意識に築いていたお寺への高い敷居は幻想なのかもしれないなぁ、と感じました。

 

そして今、新たな角度から地域とのつながりを再構築しているお二人の意気込みが実を結び、三ツ川という地域でのお寺の存在感が再び高まってきているように感じます。それはきっと、地域やそこに住む人々の心に再び彩をもたらしてくれるのではないでしょうか。

 

さぁ、あなたもお寺に駆け込んでみませんか?

 

 


法源寺
URL:法源寺 公式HP
住所:愛知県名古屋市西区上小田井1丁目269

長善寺
住所:愛知県名古屋市西区上小田井1丁目259

マチに花火が上った夜!「庄内緑地夏まつり」当日レポート!

9月に入り暑さも和らぎ、過ごしやすい一日が続くようになりました。
思い返せば、猛烈に暑かった今年の夏。
そんな今年、三ツ川タウンで最もアツかった一日…?
そう!それはマチの夜空に花火が上がった日といえるのではないでしょうか!

8月11日(土)山の日に開催された「庄内緑地夏まつり」
当日の様子をレポートしていきます!!

ボラスタさん集結!

打ち上げまで残り5時間 「エイエイオー!」で気合を注入!

夏祭りの会場となるのは池の南側、庄内川の河川敷に隣接する芝生広場。この広々とした会場に、どれだけの方が集まってくれるのでしょうか!

PM3:00 晴れ渡る空から太陽がサンサンと照り付ける昼下がり。

本部のテント前には、この日のためにボランティアの皆さんが集まりました。

花火は打ち上がるのではなく、打ち上げるのもの!円陣を組んで「エイエイオー!」をして、士気を高めます!!

ボラスタの皆さんにはおそろいのTシャツが配布されました!これに着替えて持ち場に移動し、準備に取り掛かります。

花火の前にはイベントいっぱい!

打ち上げまで残り2.5時間 太鼓の演奏と共に夏祭りスタート!!

PM5:30 太陽が沈み初め、夕焼けで辺りが赤くなります。

ついに開会の時間。ステージでは来賓の挨拶を終え、太鼓の演奏が始まりました。
力強い音が鳴り響き、お祭り会場を盛り上げていきます!!

日陰が少なめな芝生広場はとにかく暑い!!キッチンカーもドリンクコーナーも、どこも大盛況でした!!

お子さんも退屈しないよう、ゲームコーナーでは輪投げやダーツ、水風船すくいにストラックアウトなどで遊ぶことができます!

…時を同じくして、お祭り会場から堤防を挟んだ反対側、庄内川の河川敷には花火が搬入されました。

地元の消防団の隊員による警備の元、打ち上げの時刻が訪れるのを粛々と待ちます。

PM7:00 暗闇が辺りを包み始めます。

手持ち花火エリアでは手持ち花火を楽しむお子さんの姿が多くみられました。

ステージでは今年で110周年を迎えた山田小学校の児童による110周年ダンス。

そして平田を拠点に活動するよさこいチームWell来夢・平田による演舞。

地元で開催されるお祭りを自らの演技で彩ろう!そんな姿がなんだかとてもカッコ良く見えました。

75秒の打ち上げ花火

いよいよ打ち上げの時が迫ります。

PM8:00 盛りだくさんな内容に夢中になっていると辺りはすっかり夜に。

このころには会場は来場者の方でいっぱい!(公式発表では来場者数2,500人!)

 

今回の花火は全部で50発!時間にすると75秒とのこと!
見逃すまいと、トイレに行くのもはばかられます。

 

…そしてついに!!

 

見事無事に打ち上がりました!!!!!!

 

庄内緑地公園で初めて打ち上げた花火としては大成功の出来栄えではないでしょうか?
今後も地域の風物詩として、長く続いていくことを期待しています!
また来年の開催も楽しみにしていましょ~!!


今回の花火大会開催に至る経緯を知りたい方はこちらの記事をチェック!!

 

いよいよ開催!「庄内緑地夏まつり」ができるまで【前編】
いよいよ開催!「庄内緑地夏まつり」ができるまで【中編】
いよいよ開催!「庄内緑地夏まつり」ができるまで【後編】

 

第2回庄内緑地公園夏まつり実行委員会:公式ホームページ

 

住所:名古屋市西区山田町大字中小田井

 

【2018年も大盛況♪】山田小学区の盆踊りはココがスゴイ!!-part2-

ネットの情報を眺めていると、各地で新しいコンセプトの盆踊りが続々と開催されています。
そんなふうに地域の盆踊りの在り方が、見直されている今日この頃。
なんだか盆踊りってこれからどんどん楽しくなっていくんじゃないのか!って思いつつ、、、。
僕らのマチ、三ツ川タウンの盆踊りだって負けちゃいない!
そんな想いを胸に山田地区の盆踊りに参加し、このマチの盆踊りの“スゴイ!”を探してきました!!

毎週末に行われている盆踊り!

山田学区盆踊り1
八筋町盆踊り

櫓は使いまわし!?5つの町内が順番に開催!

以前の記事、『【ココがスゴイ】毎年恒例、どこかで必ず行われている「盆踊り」』でも紹介しているように、山田小学区では毎年、5週に渡って盆踊りが開催されています。

盆踊りを行なっているのは八筋町、上小田井、五才美、南川町、市場木の5つの町内。

山田学区盆踊り2
南川町盆踊り

 

今年はおしくも台風の影響で中止になってしまった五才美の盆踊りをのぞき、4つの町内で開催されていました。

実はどの盆踊りも同じ櫓を使っているそう。なので毎年、日程が被ることなく開催されるのですね!

山田学区盆踊り3
市場木盆踊り

 

まるでバトンのように櫓が町内から町内へ手渡されていく、町内間の連携プレー!!

これって結構“スゴイ”ことではないでしょうか?

みんなで踊って暑さを吹き飛ばそう!

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市場木盆踊り

 

終盤は踊りの輪が何重にも!

日が暮れるころ、櫓の上には太鼓が設置され、盆踊りが始まります。

櫓の上で踊っている方の見よう見まねで体を動かせば、踊れているもの。

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市場木盆踊り

 

どれも単純な動きで老若男女誰でも参加できるのが、盆踊りの良いところですよね!

ちなみに曲目はこんな感じ。

山田学区盆踊り6
市場木盆踊り

 

他にも、山田地区消防団の方たちが、櫓に集まり、一緒に踊ってくれる、「自助力音頭」、ちびまる子ちゃんでおなじみの「おどるポンポコリン」、郡上踊りの「かわさき」なども!町内によって曲目は変わります!

 

ちなみに「自助力音頭」は西消防署が考案とのこと。「西区もうやっこ音頭」といい、「山田地区ふれあい音頭」といい、ローカルな踊りがこれだけあるというのも“スゴイ!”

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市場木盆踊り

 

櫓の上空では月が輝くころ。ビール片手に涼んでいる方や、近所の方との会話に花が咲いた方、辺りを駆け回る子供たちなど、会場の公園は人で一杯に!

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市場木盆踊り

 

最後の曲が流れるころには踊り手も増え、櫓を囲む輪も何重にもなっています。

名古屋の川向こうと言えど、周辺は住宅地。そんなマチの何の変哲もない公園に、これだけの人が集まる光景も“スゴイ!”

 

地域住民による、地域住民のための盆踊り

山田学区本踊り11
南川町盆踊り

 

夏の夜、三ツ川に響く太鼓の音頭。

面白いのは踊りだけではありません。

みんなが踊っている周りでは、町内の方たちが訪れてくれた方を楽しませようと、様々な工夫を凝らしています。

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南川町盆踊り

 

キッチンカーの出店や美容師さんによる出張髪結いサービスを行なっている町内もありましたよ!

普段は何気なくすれ違ったりしている地域の方たちが、ここではお互いを楽しませようとしているのです!“スゴい!”

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市場木盆踊り

 

今回盆踊りを巡っていて気になっていたのが、どこの会場に行っても、櫓の中心に立ち、太鼓を叩いて音頭をとっている方。

あの方は一体、、、?

実はこちらは山田小学区の盆踊りでは20年ほど太鼓を叩いているという片山さん。

山田学区盆踊り13
市場木盆踊り

 

齢はすでに80歳を超えているとのこと。

ス、スゴイです、、、。

 

このように、自治会や町内会、女性会や消防団、そしてもちろん、参加者の方々、様々な立場の方が関わり、地域の方たちを楽しませようと協力して、工夫を凝らし、成り立っている盆踊り。

こういう関係が築かれているって“スゴイ!”ですよね!

たくさんの“スゴイ!”を見つけてしまいました!

 

次回はもっと“スゴ~イ!”ことになっていることを期待して、来年の盆踊りも楽しみにしていましょ~!

 


<盆踊りを開催している町内と会場>

八筋町盆踊り大会:道間公園(愛知県名古屋市西区八筋町112−4
上小田井盆踊り大会:中浦公園(愛知県名古屋市西区上小田井2-78
五才美盆踊り大会:五才美公園(愛知県名古屋市西区五才美町185
南川町盆踊り大会:高道公園(愛知県名古屋市西区南川町210
市場木町盆踊り大会:由池公園(愛知県名古屋市西区市場木町199

ついに始まったよ!「三ツ川マルシェ」オープニングセレモニー!!

三ツ川エリアの小商いの活性化を応援している三ツ川タウンプロジェクト。
小商いのスタートアップを応援する場としてオープンした三ツ川食堂にて、念願のマルシェを開催することができました!今回は5月26日(土)に開催された「三ツ川マルシェ」オープニングの様子をレポートしていきます!!

みんな集まれ~!三ツ川マルシェの始まりです!

三ツ川マルシェ
photo by 宮田雄平

 

町の不動産屋さんの想いから生まれたマルシェ

ちょうど春から夏へ移り替わりつつある中、お天気に恵まれ、心地の良い日差しに包まれた三ツ川タウンでは、記念すべき第1回目となる三ツ川マルシェが始まりました。

このマルシェの計画を進めていってくれたのは、三ツ川タウンプロジェクト明福興産チームのみなさん!
 

「自分たちの暮らす町にもマルシェがあると良いな!」そんな想いが形となり、今回のマルシェは実現したのです!!

三ツ川食堂マルシェ
photo by 宮田雄平

 

会場の三ツ川食堂は三ツ川ストリートに面した一軒家。駅に近いわけでもなく、決して便利とは言えないこの場所ですが、当日は15もの出店者を含め、総勢200名近い方たちが集まり賑わいを作ってくれました。

 

まさに町の暮らしに根差したマルシェ。

さっそく様子をみていきましょ~。

食べて、話して、歌って、笑って。楽しみ満載の出店者さん。

三ツ川タウン マルシェの様子
photo by 宮田雄平

 

ワクワクをたくさんお届け!

三ツ川タウンをはじめ様々な場所から来てくださった出店者の方々。

ワンシーンずつ写真を交えながらご紹介していきます。

まずは歩道に面してお店を構え、道行く人の足を止めていた「軒先の八百屋」。愛知県近郊で作られた有機農家さんのお野菜を三ツ川に届けてくれました。

軒先の八百屋
photo by 宮田雄平

 

「スペースたのしい」では昭和の懐かしいおもちゃを、実演しながら楽しく販売してくれました。ずらっと並べられたおもちゃは彩り鮮やか!!子供たちはもちろん、大人たちも懐かしいおもちゃに興味津々な様子でした~!

スペースたのしい 三ツ川タウン
photo by 宮田雄平

 

気温が上がってきたところを見計らい、「key to」はビールを持ってきてくれました!気が利きます~!ビール

 

「コミュニティカフェ かかぽ」のチームは出張でベーグルを販売。小腹がすいたら「かかぽ」のもちもちベーグル!!お子さんも楽しめるゲーム屋台も用意していただきました。

コミュニティカフェかかぽ
photo by 宮田雄平

 

玄関前のスペースでは「サーティーン」がシフォンケーキを販売。素材にこだわり丁寧に作られたシフォンケーキは大人気!売り始めてからわずか1時間程で完売してしまうくらいの大盛況でした。

シフォンケーキ
photo by 宮田雄平

 

そして同じく大盛況だったのが「旅料理人みかん」の「未完(みかん)べんとう」。この日のメニューは「ベトナム風チキンカレー」!!三ツ川食堂で販売しているあの素敵なお弁当。作り手のみかんさんとは、この方でしたか!と、なんだかしみじみ。本人に出会えるのもマルシェの良いところですよね!

ベトナム風チキンカレー
photo by 宮田雄平

そんな中、通路の端では「コーヒータロウ」のママ、通称“三ツ川の母”による手相占い。ガヤガヤした周囲をよそに、手相の世界に引き込まれていきます。

コーヒータロウ 上小田井
photo by 宮田雄平

 

こんな風に色々なアクティビティーが行われているお庭。「のわりふわり」によるウクレレのワークショップも行われていました。ウクレレの音と素敵な歌声が響き、三ツ川らしいユルユルとした雰囲気になってましたよ!

のわりふわり ウクレレワークショップ
photo by 宮田雄平

 

さて、マルシェの会場はお庭だけでなく建物の中へも続きます。

玄関で靴を脱ぎ、家の中へ。

photo by 宮田雄平

 

階段を上がった2階、でこぼこの部屋では、三ツ川百貨店!手作りの洋服やアクセサリー、近所の雑貨屋さんと手芸屋さんなどの出張販売が行われていました。素敵なアイテムが一室に集い、発掘のしがいアリ!自分だけの宝物を見つけましょう!

手作りアクセサリーマーケット
photo by 宮田雄平

 

その隣の青緑の椅子の部屋では「MOCHI鍼灸院」の出張診療!体験・美容鍼が行われていました~!

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photo by Katsutomo Izawa

 

1階のデッキテラスでは「チガバの古着屋」!古着や雑貨、リメイクした椅子など、掘り出し物をたくさん持ってきてくれましたよ~!

リメイク古着
photo by 宮田雄平

 

ちびっこ集結。三ツ川食堂の看板を作ろう!

photo by 宮田雄平

 

みんなで色塗り。手押し車を変身させていきます!

午後から食堂前のスペースにて、子供たちによるお絵描き・色塗り体験が行われました!

指導をしてくれたのは三ツ川タウンに教室を構える、「OKA絵画教室」の岡先生。

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photo by 宮田雄平

 

みんなで思い思いに色を塗っていきます。

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photo by 宮田雄平

 
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photo by 宮田雄平

 

完成したのがこちら。(ででーん!!)

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photo by 宮田雄平

 

たくさんの個性が集まり、ひとつの作品が生まれました!!

今回子供たちに絵を描いていただいた手押し車にはロゴマークが入り、三ツ川食堂の看板として、これから使用されていくのだそうです。

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photo by 宮田雄平

 

三ツ川エリアの内外から、ヒト、モノ、コトが一か所に集まる「三ツ川マルシェ」

ここには三ツ川タウンでの生活を豊かにするヒントが隠されているかもしれません。
もし良ければ一度、自分の目で確かめに行ってはいかがでしょう?

今後も継続的に、三ツ川食堂を会場に毎月第4土曜日に開催とのこと。

みんなの力で楽しいマルシェを作っていきましょう!!

 


三ツ川マルシェ

営業時間:11:00~16:00

開催日:毎月第4土曜日

会場:三ツ川食堂


 

記事の写真の一部に、名古屋のフォトグラファー宮田雄平さん、Katsutomo Izawaさんの写真を使わせていただきました。ありがとうございました!

可愛くてロック!三ツ川タウンのはずれにあるお花屋さん「in bloom」

三ツ川エリアは多くの人が住んでいるので、お花屋さんもいくつかあります。今回はそんな中でも、一風変わった店構えのお花屋さん「in bloom」さんをご紹介。店構えはもちろんのこと、店内もワクワクするようなお花屋さんです。

 

名古屋市西区あし原町のロックな花屋「in bloom」

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ひっそりとした倉庫街に突然現れるお花屋さん

名古屋市西区あし原町。ここは、三方向が清須市に囲まれている、名古屋市の端。そんな場所に、この「In bloom」はあります。幹線道路から1本入った道沿い。あし原町は、小さな倉庫や工場が多いエリアです。そんな、ちょっとした倉庫地帯にお花がいっぱい溢れています。しかし、看板からロック感が漂います・・・。

 

生花やドライフラワーが溢れる店内

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天井を見上げても楽しめるお花屋さん

外観はロックですが、店内に入るとカラフルで色鮮やかな植物に迎えられます。入り口には、ディスキディアやコウモリランなど吊り下げタイプのハンギングプランターが天井から掛かっています。倉庫のような店内は、見上げても楽しいです。

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店内奥には、色鮮やかな生花が並んでいました。季節のお花もたくさんあり、小さな店内はカラフルでした。

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また、こちらはドライフラワーも多く取り扱っています。スタッフのオリジナルでアレンジされたドライフラワーは、プレゼント用にオススメ。1本単位から販売もしているので、お気に入りのドライフラワーでアレンジメントをお願いすることも可能です。

やっぱりロックな花屋だった

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店内の至るところに潜んでいるワイルドな花に注目

素敵なお花に囲まれて幸せ・・・!と思っていると、お店の所々にロックが隠れていることに気付かされます。

ドライフラワーのコーナーには、さりげなく「NIRVANA」。「Bleach」のレコードが、ドライフラワーに囲まれた店内で自己主張していました。

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多肉植物のコーナーには、髑髏が飾ってありました。リプサリスの茎が、髑髏の頭をワイルドに仕上げています。こちらも商品として販売されていました!

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また、作業台にも髑髏が鎮座。こちらはコウモリランによるリーゼント仕様です。

inbloom

すごくワイルドなアレンジメント!だけど、植物が入っていると、なんだか愛嬌が出てくる髑髏。思わずお部屋に飾りたくなりました。なかなか、こんなロックなアレンジメントを買うことのできるお花屋さんは他では見たことがないです。

 

そんな、三ツ川の外れにあるロック感満載のお花屋さん。お祝いのためのお花や、普段の自分へのご褒美、そして、ちょっと珍しい植物が欲しいな・・・なんていう人には、ぜひ訪れて欲しいお花屋さんです。観葉植物の育て方も丁寧に教えてくれるので、ぜひこれからお家でグリーンを育ててみたい!という方は、名古屋・三ツ川の端っこのお花屋さん「in bloom」に遊びに行ってみてくださいね。

 


in bloom
営業時間:9:00〜18:00

定休日:不定休(HPもしくはSNSをご確認ください)

URL:http://www.in-bloom.jp/

住所:愛知県名古屋市西区あし原町40